携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> パーティーLife

パーティーLife

[149]  徳田 Zen  2007-09-19投稿
「カズマ。
健二君は、悪くないよ。
僕が真紀ちゃんを苦しめてるんだから・・・。」


「悟さんに、お願いがあります。」
そういいながら真紀は、2階からゆかりさんに肩を借りながら降りてきた。


「真紀、寝てなきゃダメだよ。」
あたしは、真紀のところに駆け寄った。

「何かな・・・、お願いって?」

真紀は笑顔で、
「お前なんか、好きになれないって言って下さい。」
と、言った。

「えっ・・・。」
山田さんは、動揺していた。

「あたしは意気地無しだから、悟さんにはっきり言ってもらえないと・・・。
あきらめられないんです。
悟さん、お願いします。」
真紀はそういうと、山田さんに頭を下げた。



「真紀ちゃん。
今まで、はっきり言わなくてごめんね。
僕の中では真紀ちゃんは、俊也の妹でしかなくて・・・。
恋人としてこれからさきも見れない、ごめんなさい。」

悟さんは、真紀に頭を下げた。


「悟さん、ありがとうございました。
最後に、握手してください。」
山田さんに手を差し出す、真紀。


「うん。」

長い間、真紀と山田さんは握手していた。
真紀から手を離すと、山田さん一瞬寂しげな顔した。


Next

感想

感想はありません。

「 徳田 Zen 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス