片思いの先は…13
「もしかして………」
「一応大丈夫みたいだけど、当分学校来れないみたい。」
「死んだのかと思ったじゃん!真剣に話すから!」
「ごめん(笑)でも大丈夫?前に「先生がいるから嫌な日も学校に来る!」って話してくれたよね?」
そんなこと忘れてても良いのに…
「今日は、泣いても良いよ?梨央の気がすむまで。」
その瞬間、張り詰めていた緊張の糸が、音も立てずに切れた。
「舞希!!」
私は、舞希に抱き付き泣きじゃくる。先生がいない学校なんて行く意味がない。それほど、私の中で先生の存在は大きくなっていた。
「あたしは梨央の力になりたい。だってこの前悪い事しちゃったから。」
「舞希ありがとう!」
「いいえ(笑)あたし達親友でしょ?」
親友。私だけじゃなかった。舞希も思っててくれたんだ。
ずっと舞希は一緒に泣いてくれた。
後から聞いたけど、舞希の彼氏は、新藤先輩らしい。
色々ありすぎて忘れてた事が一つ。
明日は体育祭。
佐伯先生のいない体育祭。考えただけでやる気がなくなる。
でも舞希が、
「あたしの為に来てよね!」
って言ったから頑張ろう!
「一応大丈夫みたいだけど、当分学校来れないみたい。」
「死んだのかと思ったじゃん!真剣に話すから!」
「ごめん(笑)でも大丈夫?前に「先生がいるから嫌な日も学校に来る!」って話してくれたよね?」
そんなこと忘れてても良いのに…
「今日は、泣いても良いよ?梨央の気がすむまで。」
その瞬間、張り詰めていた緊張の糸が、音も立てずに切れた。
「舞希!!」
私は、舞希に抱き付き泣きじゃくる。先生がいない学校なんて行く意味がない。それほど、私の中で先生の存在は大きくなっていた。
「あたしは梨央の力になりたい。だってこの前悪い事しちゃったから。」
「舞希ありがとう!」
「いいえ(笑)あたし達親友でしょ?」
親友。私だけじゃなかった。舞希も思っててくれたんだ。
ずっと舞希は一緒に泣いてくれた。
後から聞いたけど、舞希の彼氏は、新藤先輩らしい。
色々ありすぎて忘れてた事が一つ。
明日は体育祭。
佐伯先生のいない体育祭。考えただけでやる気がなくなる。
でも舞希が、
「あたしの為に来てよね!」
って言ったから頑張ろう!
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