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片思いの先は…13

[370]  梨央  2007-09-20投稿
「もしかして………」

「一応大丈夫みたいだけど、当分学校来れないみたい。」


「死んだのかと思ったじゃん!真剣に話すから!」


「ごめん(笑)でも大丈夫?前に「先生がいるから嫌な日も学校に来る!」って話してくれたよね?」


そんなこと忘れてても良いのに…


「今日は、泣いても良いよ?梨央の気がすむまで。」


その瞬間、張り詰めていた緊張の糸が、音も立てずに切れた。


「舞希!!」
私は、舞希に抱き付き泣きじゃくる。先生がいない学校なんて行く意味がない。それほど、私の中で先生の存在は大きくなっていた。


「あたしは梨央の力になりたい。だってこの前悪い事しちゃったから。」


「舞希ありがとう!」

「いいえ(笑)あたし達親友でしょ?」


親友。私だけじゃなかった。舞希も思っててくれたんだ。


ずっと舞希は一緒に泣いてくれた。





後から聞いたけど、舞希の彼氏は、新藤先輩らしい。







色々ありすぎて忘れてた事が一つ。
明日は体育祭。

佐伯先生のいない体育祭。考えただけでやる気がなくなる。

でも舞希が、
「あたしの為に来てよね!」
って言ったから頑張ろう!

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