月光
暑い夏の日、初めて君が私の中にいることに気づいた。
「いらっしゃいませ。」 いつも私が仕事で使う言葉がこれだ。色々な世代の人が来る場所、コンビニの深夜アルバイト。しかも責任者。つい最近昇格したばかり。「この仕事半年で昇格しちゃった」っていうのが本音で「もう私には無理だと思うけど頼まれた以上頑張ります。」っていうのが建て前。本当のところ今頃私は保母になって真面目に公務員になってる…予定だったんだけど人生そううまくいかないものよ。私は女だけの醜い集団生活に耐えれなかった弱虫だ。でも辞めて後悔はしていない。大好きな人と結婚して二人の生活を満喫しているからそれはそれでよかった。
七月の終わりのある夜、いつもと同じ深夜の仕事をしていたら、別のコンビニ会社の配送の人が買い物に来ていた。実はこの人私が働きだしてからの常連客だった。
「いつも来てくれますね」意外にも私から声をかけた。常連客は自分から話しかけて仲良くなるのが私の仕事のやり方だから。
「覚えてくれてたんだ。」「もちろん。違うコンビニの制服着てるからすぐ覚えますよ。」
「笑える、そうよな。」 その会話がきっかけで毎日くるようになり友達になった。彼は年下の彼女もち。
「いらっしゃいませ。」 いつも私が仕事で使う言葉がこれだ。色々な世代の人が来る場所、コンビニの深夜アルバイト。しかも責任者。つい最近昇格したばかり。「この仕事半年で昇格しちゃった」っていうのが本音で「もう私には無理だと思うけど頼まれた以上頑張ります。」っていうのが建て前。本当のところ今頃私は保母になって真面目に公務員になってる…予定だったんだけど人生そううまくいかないものよ。私は女だけの醜い集団生活に耐えれなかった弱虫だ。でも辞めて後悔はしていない。大好きな人と結婚して二人の生活を満喫しているからそれはそれでよかった。
七月の終わりのある夜、いつもと同じ深夜の仕事をしていたら、別のコンビニ会社の配送の人が買い物に来ていた。実はこの人私が働きだしてからの常連客だった。
「いつも来てくれますね」意外にも私から声をかけた。常連客は自分から話しかけて仲良くなるのが私の仕事のやり方だから。
「覚えてくれてたんだ。」「もちろん。違うコンビニの制服着てるからすぐ覚えますよ。」
「笑える、そうよな。」 その会話がきっかけで毎日くるようになり友達になった。彼は年下の彼女もち。
感想
- 7769: 続きが読みたいです。(^^ゞ 平成の忍ょり [2011-01-16]