dis-[21]
‐―‐―‐
紫穂と祐希の見つめる先で、顔を覆うようにして下を向いている瑞枝を怜子がじっと見ていた―。
瑞枝「…」
怜子「…決まったことよ瑞枝。」
厳しく刺すように瑞枝が言う。
瑞枝「まだ…っまだ何もみてないわ!」
瑞枝も言い放つ。
怜子「いぃぇ!組織の存在は知ってしまったのよ!?それに、仕方ないじゃない…」
瑞枝「でも!やっぱり
アタシは議会が下した決定は間違―――「瑞枝!!!」
怜子が声を荒げる。
瑞枝「!…」
怜子「…瑞枝…後戻りは、もうできない。彼らだけではないのよ?…」
瑞枝「…っ…」
怜子「…アタシ達は決定に従うことしかできない。」
瑞枝「無力だわ―。」
怜子「…皆同じよ。」
―‐―\r
瑞枝「…わるかったわね…祐希、紫穂。」
2人の言い合いが止み、
一時の沈黙を挟むと瑞枝が再び顔を上げた。
紫穂「…ぃぇ…」
祐希「ぃゃ…別に…」
《なぜだか今の言い合いについて、深くきいてはいけない気がした―。》
瑞枝「そぅ、ありがと…ごめんなさいね。」
にこりと、作り笑いにもにた笑いをする。
紫穂と祐希の見つめる先で、顔を覆うようにして下を向いている瑞枝を怜子がじっと見ていた―。
瑞枝「…」
怜子「…決まったことよ瑞枝。」
厳しく刺すように瑞枝が言う。
瑞枝「まだ…っまだ何もみてないわ!」
瑞枝も言い放つ。
怜子「いぃぇ!組織の存在は知ってしまったのよ!?それに、仕方ないじゃない…」
瑞枝「でも!やっぱり
アタシは議会が下した決定は間違―――「瑞枝!!!」
怜子が声を荒げる。
瑞枝「!…」
怜子「…瑞枝…後戻りは、もうできない。彼らだけではないのよ?…」
瑞枝「…っ…」
怜子「…アタシ達は決定に従うことしかできない。」
瑞枝「無力だわ―。」
怜子「…皆同じよ。」
―‐―\r
瑞枝「…わるかったわね…祐希、紫穂。」
2人の言い合いが止み、
一時の沈黙を挟むと瑞枝が再び顔を上げた。
紫穂「…ぃぇ…」
祐希「ぃゃ…別に…」
《なぜだか今の言い合いについて、深くきいてはいけない気がした―。》
瑞枝「そぅ、ありがと…ごめんなさいね。」
にこりと、作り笑いにもにた笑いをする。
感想
感想はありません。
「 遥香 」の携帯小説
- 【携帯版】多賀城[たがのき]の携帯サイトが完成しました。
- PC用小説サイト新設のお知らせ
- 「携帯小説!」がスマートフォンに対応しました
- 【状況報告】03/18の管理人現況
- 【ネット復活】更新再開
- 管理人です。
- サイトの新デザインを作ってみました。