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バウンド フォックス

[463]  ニバ  2007-09-24投稿
ニーズヘルグ大陸、カルゼリア王国内の森にある小さな洞窟で、最初の事件は起きた。 
被害者は、海賊のベルマーク。外傷は全く無く、しかし何故か洞窟の壁に張りついていた。というより、体の三分の一が壁に埋まっていたのだ。 

ただ被害者が小さな海賊船の乗組員ということであまり話題にはならなかったが…

しかしこの二週間後、第二の事件をきっかけに、王国中、いや大陸中が文字通り凍り付くこととなる。 

第二の事件の現場は、王国の中心にそびえるカルゼリア城。そして被害者は、国王と王妃の間ですくすくと育ち、将来はこの国を統べることになるであろうはずだったカルゼリア王国の王子、ウェルムだった。 

ウェルムは、王室の玉座に座る形で、玉座とともに凍り付いていた。凍り付いた王子の体は、どんなに熱い炎でも溶けることはなく、今だに玉座に座ったままである。 

この二つの事件、一見なんの関連性もないように見えるが、実は、二人の殺害現場には、共通点があった。それは、現場に落ちていた青い鳥の羽。この辺りで青い鳥と言えば、海賊が殺されていた森にのみ生息する、アクアバードに間違いなかった。 

アクアバードの羽と、人間業とは思えない不可解な殺害方法。この二つの謎が、ある組織の名に行き着くのには、さほど時間はかからなかった…

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