携帯小説!(PC版)

未来

[262]  ちる  2007-09-25投稿
今日の夕方の風はあのときの風に似ていた

君の背丈の向こうにサンバのパレードと芸人のギャグと強い西日があった

夏のような日だったのに、おごってくれたアイスを食べたあとは寒かった

もっと暑い季節が来て汗と埃にまみれた私になってもここにいてくれるだろうか

もっと寒い季節が来て服を着たままの私になってもそばで笑っててくれるだろうか

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