砂田『うっ…!!』
鈴木は女から吹き出した血を啜っている。
砂田『ちょっと…あんた等何してんだよ?!なに人殺してんだよ』
廣馬『おいおい何言ってんだよ？こーゆーのが好きでお前はこのサークルに入ったんだろ？』
砂田『確かに言ったがそりゃﾌｨｸｼｮﾝだろ！？なに現実にしてんだよ！』
鈴木『…おい砂田、見たろこいつが飛んだところ。あんなの人間ができるか？それに肌の色、角…これはどう言い訳つける？』
口とシャツを血に染め
手で口のまわりを拭く鈴木。
砂田『そんなの体調不良か何かだろ!?それに、あんたも飛んだだろ!!』
廣馬『そりゃそいつらの血のおかげだ』
砂田『わかんねぇよ何が何だか!!』
鈴木『産婦人科にまれに珍しい赤ん坊が生まれる。
体重は5000ｸﾞﾗﾑ、肌の色は赤く、生まれた当初は一つ目、早くも歯…牙と角が生えている。産婦人科は色々とパチこいてそんな赤ん坊を処分するんだそうだ。』
砂田『それがこの女だってか？笑えねー話だな!!』
廣馬『砂田、信じないんなら今から連れていきたい所があるんだが？』
砂田『御免だね、あんた等に殺されたかねーし』

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