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鈍恋〜第一章〜

[645]  量産  2007-09-26投稿
「晴々たした青空。小春日和というやつだ。こんな日には河原で団子でも…」
「なにジジくさいこと言ってるんだか。」
「あ、綾!!いつの間に!」
「…一緒に登校してるの知ってて言ってるの?」
「それもそうだ。」

二人は高校3年生になった。家が隣同士だけあっていつも一緒に登校している。二人の立場が多少逆転しているのはご愛嬌だ。

「納得いかねー…」
「誰と話してるのかな〜?」
「なんでもねぇよぉ。」
「まぁいいわ。てかなんだかんだで今年も同じクラスだね。」
「…小学校から12年間同じだなんて理不尽すぎる。これはなにか作為的なものを感じるぞ。」
「まっ、腐れ縁ってことで♪」
「それこそ納得いかねー…」

二人は幼なじみだ。小学校前からの付き合いでなにかと一緒に行動することが多かった。互いにいろんな意味で近しい存在。それがかえって二人の気持ちをわかりづらくしてたのかもしれない。まさに灯台元暗しというやつだろう。
ようするに、二人はこれだけ長い間近くにいすぎたため、少し、盲目的になってるようだったのだ……

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