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夕闇に咲く花?

[293]  鹿子  2006-03-16投稿
そないなコト起こるかいな!!
と、関西弁で突っ込んでみる。心の中で。
俺の両親は共働きなので、朝から晩まで家にはいない。しかも一人っ仔だから寂しい…。
彼女が欲しい。
まぁ…誰も俺なんかと付き合ってくれないだろう…。
そこまで悪くナイと思うんだが、疾風と一緒にいるから、レベルが低く見られるんだなぁ。仕方ナイか。大体、千夏も俺と付き合う前は疾風が好きだったと本人に聞かされたので…その時はメチャクチャショックだったのを覚えている。
そんなときだ。(どんなだよ…)
携帯ではなく、家の電話が鳴った。
親父か?と思い、一階の親機を取りにいった。
「もしもし?」
「恭平??」
雅吉だった。
「どうしたんだよ?勉強はぁ??」
受話器の向こうで溜め息をついている。
「俺には公立無理だよ…。お前は大丈夫なんか?」
「うーーん、普通…。てかお前、何で携帯にかけてこないの?」
又溜め息。
「もう勉強どうでもイイから、携帯だけは没収って言われて…。携帯番号覚えてないからさぁ↓」
俺達はずっと喋っていた。昨日も喋っていたような気がするが…。
何故か話したいコトが沢山ある。
実は入学した時に、バカ同盟+αという謎の組織を作り出した俺達。
ちなみに入会しているのは、俺と雅吉、そしてもう一人のバカ友、浦沢貴文だけだ。
疾風は入会していない。
あいつはバカじゃナイからな…。悔しいぜ!!

小一時間ほど話し込んだ後、小腹がすいたのでコンビニに行くことにした。
それにしても暑い。
今夜は熱帯夜だな。
と、ニュースキャスターのお姉さんが言っていた。
汗がダクダク流れる中、俺はチャリンコに乗り、一番近いコンビニに向かう。
「けしからん!!」
という歌があるんだが、それを歌いながら…。
イイ歌だよ♪
と、さり気に宣伝。

アイスとラーメンを買う。アイスはガリガリ君が好きだなぁ。安いしうまい!!最高だな☆
帰りは気分的にチャリンコを押して帰ることにした♪鼻歌を歌いながら、帰っていると、クラスメートに会った。
俺の出席番号の前の人。
富岡花柄☆
可愛くて有名らしい…
けど、俺は興味ナァイ★
「久しぶりだねぇ!元気だったぁ??」
「ぼちぼち」
女子の中では結構仲がいい感じな人だ。
俺と話が合うので、是非バカ同盟+αに入ってほしい。
富岡は髪が長くて、足も細い。綺麗な人だと俺も思う。

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