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シマ猫ジャム太くんと愉快な森の仲間たち

[633]  じゅん  2007-09-27投稿
ジャム太君リンゴを食っちゃうの巻き〜前編〜

ジャ
(よしっと、ふ〜やっと洗濯物が終わったぞ。やっぱり大変だな手洗いは。これ水含むと重いんだよねぇ。ジャム太スーツ。)

?(ども、こんにつわ。)
ジャ
(わっ!き、君は誰だい・・・)
?(わだくすは、コヤシガニと申すます。)
ジャ
(コヤシガニ。君危ないよ〜。巨大なハサミをむやみに僕に向けないで、しまって早くしまって〜)
ヤシ
(これはわだすのお手手でがす。)
ジャ
(な〜んだ君の手なのかぁ。変わってるねぇ君のお手手。僕はほら!猫手!立派な猫手でしょ。肉球だからってバカにしないでねっ何でも掴めるんだよ。ゴシゴシ洗濯だって出来ちゃうんだから。)
ヤシ
(わだすのは俗にカニ手と呼ばれてわす。んだども、負けてねぇ、負けてねぇばす。なんだて切れもすぅ。)
ジャ
(わわぁ。熱くなって近よっちゃだめだよ。わぁ〜)
スパッ
ジャ
(うんにゃ〜毛〜!?)
ヤシ
(うっ・・・だ、大丈夫でわすよ。立派なシマ柄でもす。)
ジャ
(なんか頭のてっぺん辺りがシャリシャリする??)シャリシャリシャリシャリ
ヤシ
(・・・!自分は東北から来もすた。)
ジャ
(話しをすり替えるな〜!僕のご自慢のふさ毛・・・)
ヤシ
(んだが、生まれは南米のアマズンでわす。)
ジャ
(アマゾンだろ〜!全く僕につっこませないでよ。与太話が長くなっちゃった、僕に何のようなんだ!)シャリシャリ
ヤシ
(わだすリンゴ園を探すてたんでわすが、いっくら探してもねぇでもすのよ。おっかすぅ〜な、おっかすぅなぁ〜思てたとこに、ちょ〜うどおめぇさんがおったでわす。
こりゃわっもす!よかんべぇ!
聞いちゃろ、聞いちゃろ思て、近寄ったともすがども、おめぇさっとくらぁ、わだすのハサミがどうたらいわれんこっちちゃ〜んでばす、わがや〜わがやまぁ〜いむっちゃて)
ジャ
(も、もういいよ・・・)シャリシャリ
ヤシ
(わもっす。)
ジャ
(案内するよ。知ってるからリンゴ園のアダマさん。)
ヤシ
(もっす!)

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