ペイルブルー(2)
「なんか悪いこと言った?」
美沙子は泣きながら何度も首を横に振った。
「なん、でも、ない、よ」
絞り出すように言った。
「も少し飲む?付き合うよ」
「ううん。もう帰ろ」
「そっか。大丈夫?」
「う、ん」
そう言うと美沙子は僕の躰にしがみついてきた。僕の限界にまで達していた理性は消滅した。僕は美沙子を抱いた。
僕たちはホテルのベッドの上にいた。
「不倫、しちゃったね」
「そうだね」
「やばいね」
「やばいよ」
「奥さん、大丈夫?」
「どうかな」
「もう帰らなくちゃね」
「そうだな」
もう午前4時を回っていた。
「私、明日休んじゃお」
「マジで?もう今日だけど」
「あ、そっか。じゃ、今日休み」
「とりあえず帰ろ」
「そうね」
始業時間ギリギリにデスクについた僕の隣で美沙子は書類に目を通していた。
立ち上げたパソコンに美沙子からメールが入っていた。
おはよギリギリセーフだね。やっぱ出てきちゃった(^_^)v
僕は朦朧としたままその日を過ごした。
美沙子は泣きながら何度も首を横に振った。
「なん、でも、ない、よ」
絞り出すように言った。
「も少し飲む?付き合うよ」
「ううん。もう帰ろ」
「そっか。大丈夫?」
「う、ん」
そう言うと美沙子は僕の躰にしがみついてきた。僕の限界にまで達していた理性は消滅した。僕は美沙子を抱いた。
僕たちはホテルのベッドの上にいた。
「不倫、しちゃったね」
「そうだね」
「やばいね」
「やばいよ」
「奥さん、大丈夫?」
「どうかな」
「もう帰らなくちゃね」
「そうだな」
もう午前4時を回っていた。
「私、明日休んじゃお」
「マジで?もう今日だけど」
「あ、そっか。じゃ、今日休み」
「とりあえず帰ろ」
「そうね」
始業時間ギリギリにデスクについた僕の隣で美沙子は書類に目を通していた。
立ち上げたパソコンに美沙子からメールが入っていた。
おはよギリギリセーフだね。やっぱ出てきちゃった(^_^)v
僕は朦朧としたままその日を過ごした。
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