氷の旋律-2
『…行って来ます。』
私は父と母の仏壇に手を合わせた。
『本当に行ってしまうのかい?』
後ろから老人の声がした。
『当然よ。アカデミーで特待生になれれば補助金が出てー』
『その説明は何回も聞いたよ。わしが言いたいのは軍人になることに抵抗は無いのかということだ。』
『何よ今更。お金さえあれば、おじいちゃんだってこんな貧しい暮らししなくていいじゃない!』
『そうか。お前は優しい子だな…しかしだからこそ軍人なんかにするわけにはいかん!!力ずくでも止める!!』
老人は少女の前に立ちはだかった。その気迫、鬼の如し。
『…ごめんおじいちゃん。』
ゴトッ
しかし、一瞬にして老人は地に臥せた。
受験番号1038
名前:ユーフォニア・セレスタイン
所有能力:時
私は父と母の仏壇に手を合わせた。
『本当に行ってしまうのかい?』
後ろから老人の声がした。
『当然よ。アカデミーで特待生になれれば補助金が出てー』
『その説明は何回も聞いたよ。わしが言いたいのは軍人になることに抵抗は無いのかということだ。』
『何よ今更。お金さえあれば、おじいちゃんだってこんな貧しい暮らししなくていいじゃない!』
『そうか。お前は優しい子だな…しかしだからこそ軍人なんかにするわけにはいかん!!力ずくでも止める!!』
老人は少女の前に立ちはだかった。その気迫、鬼の如し。
『…ごめんおじいちゃん。』
ゴトッ
しかし、一瞬にして老人は地に臥せた。
受験番号1038
名前:ユーフォニア・セレスタイン
所有能力:時
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