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トゥーランドット

[259]  匿名  2007-09-28投稿
「お前誰だよ?春姫に何してんだよ?」
男は刹那の顔を見ると震えていた、それは私も同じだったかもしれない…その時の刹那の顔は今まで見たことが無かったかもしれないそれほど刹那は恐かった。「返事は無しかよ?お前春姫に何したかわかってんだろうな?」
その時刹那が逃げ出しそうになった男を捕まえて殴り倒していた。男が気絶をしていても…

私は何もすることが出来ずに震えていた…でも
(刹那を止めなきゃ)
そう思った私は刹那を抱き締めて止めていた
「刹那、止めて…止めてよその人死んじゃうよ…ねぇ刹那止めてってば」
「姫どいてて俺はこいつを許せない」
「刹那の馬鹿!!刹那お願いだから殺さないでお願いだから…もしその人を殺したら一生許さないから」
「…わかったよ、ごめんな姫…恐がらせて」
その言葉と共に私は刹那に力強く抱き締められた

「刹那…痛いよ」
「姫…もう離さない!どんなに嫌われても離さない…俺は姫が好きだから」
その瞬間涙で溢れていた今度は悲しくて泣いてるんじゃなく嬉しくて泣いている
(私刹那のこと好きだったんだな〜自分でも気付かなかった。ありがとう刹那…私も誓うよ…私もあんたを離さない。どんなに言われたって離さないから)



「…ねぇ刹那」
「なに?」
「…好きだよ」
「なに?何言ったか聞こえなかったからもう一回言って」
「オンブしてよって言ったの」
「…ハイハイ、お姫さまはお願いが多いな〜」
「何よ?文句ある?」
「何も無いで〜す」
「よろしい」
「「ハハハハ」」

私はこの時の夕日の明るさを忘れないだろうな



「今日はありがとうねまた明日。」
「あぁ、また明日な」

「ただいま〜」
「…春姫ちゃんお帰り」
「ただいま、お母さん。それにしても何この荷物?」「お父さんの仕事の都合で引っ越さないといけなくなったのよ、春姫ちゃんも部屋片付けてね」
「…え」
つづく

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