翼 3
私が夜にしてた仕事は、自分自身以外に内緒でやってた。
風俗系のバイトだからってワケじゃないけど、学校で噂されるのが嫌だった。
バイト辞めさせられたくなかったから。
学校退学になる方がマシだった。
でも、先生が来るまでの話だけど。
それなのに、先生が来た途端、バレたのは何でだろう。
「神谷さん、風俗やってんだって?」
クラスの裏のボスって私は勝手に思っている、里見 エリナ(サトミ エリナ)さんにベタに体育館裏に呼ばれた。
「ふーぞく、って、なに?」
灰色の瞳。
ハーフだから端から見ると綺麗なのに、怒ると怖い。
「あなたそんな事して良いと思ってんの?前々から思ってたけど神谷さんて変だよ」
これは多分私が調子に乗っちゃってるって意味なんだろうな。怖い。
無条件に冷や汗が出てくる。
バレたら本当に退学だよ。
それより仕事出来なくなるかも。絶対、嫌。
「してないよ。誰かと間違ってない?」
「昨日見たよ。大通りの風俗店がいくつもあるとこに、神谷さん入ってくの。たまたま通りかかって」
「知らない。私…」
今思えばこんなバカなこと何で言ったのか。
「私昨日は居残り掃除させられてて、その後は先生が家まで」
「え?新任の…?あなたいい加減にしなよ、新任教師たぶらかしてたの…信じられない、風俗の方がよっぽどマシ…」
私は勝手に手がすごい勢いで動いて里見さんの顔面、はり倒してた。
里見さんは茶髪の奥から睨みつけて言った。
「…、いいわよ。別に。風俗のことも、新任教師のことも、他の先生に言うから。殴られたこともね」
「!ごめんなさい!私、そんなつもりじゃ」
「何が?どんなつもりも何も、あなたはそういう人間なんでしょ」
完全に誤解されてる。
バイトやらなきゃ、お金が無くなって、学費だってあの両親がいつまで払ってくれるか分からないのに。
「里見さん!誤解だよ!」
「はぁ〜これでやっと、クラスの空気濁す人が居なくなるわ」
私は体育館裏で立ち尽くして、泣いた。
風俗系のバイトだからってワケじゃないけど、学校で噂されるのが嫌だった。
バイト辞めさせられたくなかったから。
学校退学になる方がマシだった。
でも、先生が来るまでの話だけど。
それなのに、先生が来た途端、バレたのは何でだろう。
「神谷さん、風俗やってんだって?」
クラスの裏のボスって私は勝手に思っている、里見 エリナ(サトミ エリナ)さんにベタに体育館裏に呼ばれた。
「ふーぞく、って、なに?」
灰色の瞳。
ハーフだから端から見ると綺麗なのに、怒ると怖い。
「あなたそんな事して良いと思ってんの?前々から思ってたけど神谷さんて変だよ」
これは多分私が調子に乗っちゃってるって意味なんだろうな。怖い。
無条件に冷や汗が出てくる。
バレたら本当に退学だよ。
それより仕事出来なくなるかも。絶対、嫌。
「してないよ。誰かと間違ってない?」
「昨日見たよ。大通りの風俗店がいくつもあるとこに、神谷さん入ってくの。たまたま通りかかって」
「知らない。私…」
今思えばこんなバカなこと何で言ったのか。
「私昨日は居残り掃除させられてて、その後は先生が家まで」
「え?新任の…?あなたいい加減にしなよ、新任教師たぶらかしてたの…信じられない、風俗の方がよっぽどマシ…」
私は勝手に手がすごい勢いで動いて里見さんの顔面、はり倒してた。
里見さんは茶髪の奥から睨みつけて言った。
「…、いいわよ。別に。風俗のことも、新任教師のことも、他の先生に言うから。殴られたこともね」
「!ごめんなさい!私、そんなつもりじゃ」
「何が?どんなつもりも何も、あなたはそういう人間なんでしょ」
完全に誤解されてる。
バイトやらなきゃ、お金が無くなって、学費だってあの両親がいつまで払ってくれるか分からないのに。
「里見さん!誤解だよ!」
「はぁ〜これでやっと、クラスの空気濁す人が居なくなるわ」
私は体育館裏で立ち尽くして、泣いた。
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