しんのすけ
咲枝-「あ、うん。咲枝…。私は何て呼べばいい?」
…-「咲枝ちゃんかぁ。俺は尚人。」
咲枝-「なら尚君って呼んでいい?」
尚人-「いいよ。」
なんて毎回紹介されるたびマニュアルみたいな会話してる。自己紹介して番号交換してまた会おうねって。
そんなマニュアル通りの会話をしてたら愛が軽乗用車のエンジンをかけ始めた。
尚人-「そろそろ帰るけ?」
咲枝-「あぁ…うん。」
尚人-「じゃぁ、気をつけてね」
咲枝-「うん。ありがとう」
私は愛の待つ軽乗用車に駆け出した。ドアを開けて車に乗り込んで…ドアを閉めた。なんかすごく切ない気持ちになった。でもなんで切なくなってるのか分からなかった。だってたった30分程度しか会話してないし、ろくな男じゃないだろうって思ってたし…そんな相手を思って切なくなるわけないから。
愛-「拓也〜!またな〜!お友達にもよろしく〜!」
拓也-「あいよ〜」
私は尚人が拓也の車に乗り込むのを助手席から眺めながら携帯を片手に、メールを送ろうか迷っていた。
愛-「拓也の友達どうだった?」
咲枝-「うーん…普通に喋った。面白い人だったよ。」
愛-「ちゃんと番号交換したの?」
咲枝-「うん、した…。名前、尚人っていうんだってさ。どんな人か分かんないけど…とりあえずキープかな…。」
愛-「そっかぁ!でもよかったじゃん!あ、てかカラオケはもう行かないよね?だるくなってきたも〜ん。咲枝んち直行でいい?」
咲枝-「うん、カラオケは今度でいいや。」
私はカラオケどころじゃなかった。早く尚人にメールが打ちたくて仕方なかった。車の中だと愛にちゃかされるから家に帰ってから送ろうと思った。
倖田來未からEXILEの音楽に変わり、サンクスの駐車場を出て20分。いつもの場所まで着く。愛が私を迎えに来る場所でもあり私を降ろす場所である。
愛-「気をつけてね〜。あと尚人君によろしく〜!じゃまたね〜♪」
咲枝-「ありがとー。帰り気をつけてね。じゃまた♪」
愛の車が見えなくなったところで私は我が家へ向かう。
途中暗い坂道を上るのが毎回怖い。しかも急斜面だからちょっとしたダイエットになる。
我が家に着くと暗がりの中布団を敷きキャミとパンツだけになり深夜の天気予報を見ながら携帯を打つ。
咲枝-「今日はありがとう。なんか、楽しかった。おやすみなさい。」
…-「咲枝ちゃんかぁ。俺は尚人。」
咲枝-「なら尚君って呼んでいい?」
尚人-「いいよ。」
なんて毎回紹介されるたびマニュアルみたいな会話してる。自己紹介して番号交換してまた会おうねって。
そんなマニュアル通りの会話をしてたら愛が軽乗用車のエンジンをかけ始めた。
尚人-「そろそろ帰るけ?」
咲枝-「あぁ…うん。」
尚人-「じゃぁ、気をつけてね」
咲枝-「うん。ありがとう」
私は愛の待つ軽乗用車に駆け出した。ドアを開けて車に乗り込んで…ドアを閉めた。なんかすごく切ない気持ちになった。でもなんで切なくなってるのか分からなかった。だってたった30分程度しか会話してないし、ろくな男じゃないだろうって思ってたし…そんな相手を思って切なくなるわけないから。
愛-「拓也〜!またな〜!お友達にもよろしく〜!」
拓也-「あいよ〜」
私は尚人が拓也の車に乗り込むのを助手席から眺めながら携帯を片手に、メールを送ろうか迷っていた。
愛-「拓也の友達どうだった?」
咲枝-「うーん…普通に喋った。面白い人だったよ。」
愛-「ちゃんと番号交換したの?」
咲枝-「うん、した…。名前、尚人っていうんだってさ。どんな人か分かんないけど…とりあえずキープかな…。」
愛-「そっかぁ!でもよかったじゃん!あ、てかカラオケはもう行かないよね?だるくなってきたも〜ん。咲枝んち直行でいい?」
咲枝-「うん、カラオケは今度でいいや。」
私はカラオケどころじゃなかった。早く尚人にメールが打ちたくて仕方なかった。車の中だと愛にちゃかされるから家に帰ってから送ろうと思った。
倖田來未からEXILEの音楽に変わり、サンクスの駐車場を出て20分。いつもの場所まで着く。愛が私を迎えに来る場所でもあり私を降ろす場所である。
愛-「気をつけてね〜。あと尚人君によろしく〜!じゃまたね〜♪」
咲枝-「ありがとー。帰り気をつけてね。じゃまた♪」
愛の車が見えなくなったところで私は我が家へ向かう。
途中暗い坂道を上るのが毎回怖い。しかも急斜面だからちょっとしたダイエットになる。
我が家に着くと暗がりの中布団を敷きキャミとパンツだけになり深夜の天気予報を見ながら携帯を打つ。
咲枝-「今日はありがとう。なんか、楽しかった。おやすみなさい。」
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