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ヤス#164

[287]  チャーリー  2007-09-30投稿
ヤス#164
「香織…家が吹き飛んだようだけど」
「うん…お父さんがね…早く避難しようと言ったの。で、皆で家を出た途端…あっという間だったわ」
「香織のお父さんはヒーローだな」
「うん!恭子、やっちゃん。来て。こっちよ」

ヤスと恭子は香織について行った。奥にもう一つ部屋があった。

「あそこよ…お父さん!お母さん!恭子が来てくれたの。やっちゃんもよ!」

疲れ切った表情の夫婦が立ち上がった。恭子の姿を確認すると、ようやく笑顔を浮かべた。髪は乱れ、しょうすいしきっている。

「恭子ちゃん…わざわざ来てくれたの?お家は大丈夫なの?それから…あの…」
「平井です。香月で板前をやってます」
「そうですか…わざわざ、ありがとうございます。で、恭子ちゃん。ご家族は大丈夫?」
「はい。お母さん。うちは皆、無事です。…詩織ちゃんは?」
「ほら…そこ。疲れ切って寝ちゃたわ」
「そう…大変でしたね…お家」
「ええ…でも、お父さんの機転で命拾いよ。ねぇ、あなた」
「そうだな。間一髪…だったな。家くらいどうってこと無いさ。また、稼いで建てるさ」
「さ、行きましょう!」
「行きましょうって…どこに?」

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