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漆黒の翼 2

[632]  龍角  2007-09-30投稿
欧歴2000年10月03日

午後6時20分



東日本国首都東京某ホテルのパーティ会場



きらびやかなドレスに身を包んだ白翼人(通称天使)の女性。

そしてタキシードど姿の白翼人の男性達もその顔に笑顔は無く、皆床に座っていた。


そして天使達に銃や刀を突き付けているコウモリの様な黒い翼が生えた黒装束の男達…黒翼人(通称悪魔)は深く被ったフードの中から赤い眼をギラギラと光らせていた。


この東日本国の財政界の著名人達を集めた社交パーティの会場は黒翼人達のテロ集団によって5時間前から占拠されていた。

警察は必死の説得を続けるが黒翼人達は一歩も引かない。

そして警察側も人質、しかも財政界の著名人達の命が掛かっているので下手に手出しは出来なかった。





明るいブラウンのサラサラのロングヘアー。
白磁の様に白い肌。
そして青い瞳と背中から生える純白の翼。

白翼人達の達の中でも一際美しい女性…麗奈=ブランティーは首元に突き付けられる刀と向けられる赤い殺気にブルブルと怯えていた。

自分の命はこの男に握られている…
この刃が首に突き刺されば…


その様な何時殺されてもおかしく無い恐怖にもう5時間も耐えていた。


精神的に彼女だけで無く、ここにいる全ての人々がボロボロになっていた。


『早く…誰か助けてよ…
もう何もかも嫌…』

彼女はこの5時間に何度そう思った事か。

しかし助けが来る気配は以前として無かった。





数分後、扉から5人の所々ボロボロに破けた黒装束を着た黒翼人達が入って来た。


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