携帯小説!(PC版)

蜘蛛

[162]  クロコダイル  2007-10-01投稿
空に手を伸ばす
伸ばしても伸ばしても届かない
それでもいいんだ

風が吹けば家ごと飛ばされそう
雨が降れば水びたし
季節によって色々不安な家だけど、おいらにとっては城なんだ
ある日、蝶が家に来たおいらが近づくと逃げ出そうともがいた
おいらは一本一本糸を取り蝶を逃がしてやった
何故そんなことするかって?
べつにいいじゃないかここはおいらの城なんだから
夏が来て


おいらはもう動かない
空に手を伸ばす、蜘蛛になりきれなかった、蜘蛛それが、おいら
いい蜘蛛生だったな

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