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白と黒〜ぶつかり合う力〜【一章】

[500]  朱雀  2007-10-02投稿
「よく聞いておけ!そろそろ攻撃を仕掛ける!どれだけ、損害が酷くなるか解らない!心して準備をしとけ!!」と長が言った。しかし、そこには魔族一番の実力者の姿はなく、8つある力のうち1つが「あれれ?何故アイツがいないんだ!?」と漏らした…すると長は「アイツは切り札だ!」と一言だけ云った。魔族の準備があらかた出来たとき正世界では…


白の1つがその事にいち早く気付いていた。「大変です!反世界の魔族たちの準備が最終段階に入っておりました!」と長に云った。すると「少しは落ち着きなさい!まずは周囲に結界を張って時間を稼ぐのです!魔族にも、切り札がいるのと同じように、こちらにも切り札があります。それまで持ちこたえてください」と長は云った…長の云われた通りに巨大な結界を張り、幾重にも重ね合わせた。「これで当分は入ってはこれないでしょう。念のために魔族を弱らせる呪術も結界に組み込んでおきました!」と正世界でも準備が整いつつあった…


しかし、その頃魔族たちは準備が終わっていた…「これから作戦を実行する!こちらは8つ。向こうは7つ。力でも数でも我々が上だ!しかし、かくし玉を持っているかもしれぬ!気を緩めるなよ!」と本格的に闘いが始まった…

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