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諦めた筈の恋

[255]  N.O  2007-10-03投稿
この会社に入社して初めて仲良くなった人
初めてちゃんと恋をしてる実感が湧いた人
今でも思い出す、車の中で手を繋いだ日
強引に私が繋いだだけだけど今までで一番幸せだった瞬間
その時に彼女が居ると知った
それでも好きと言い続ける私に、嫌な顔一つせず私をいつでも笑わせてくれた
私が落ち込んでる時は優しく励ましてくれた
そんな彼の事が本当に好きだから彼の幸せを願う事にした
好きと伝える事もやめた
別の人を好きになったと嘘を伝えた
彼は悲しげに「そっか、良かったな」と笑顔で言ってくれた
気持ちを抑える事にも慣れはじめていた
彼が幸せなら良いと思えた。
別の人が気になり始めた時たわいもない話の間に彼が「そんな事よりお前と一緒に居たい」と微かな声で言った
その時社内で彼が彼女と別れたと言う噂がひろまっていた
一瞬にして抑えてきたものが心に溢れ出してきた
その日の晩に彼に電話をかけてみた
「別れてないし、どっからそんな噂が…」
噂を聞き少し期待した自分が憎らしくなった
電話越しの彼に思わず「アホ」と言ってしまったくらいだ
そんな電話で二つわかった事がある
彼はどんな関係にしろ私に興味があるとゆう事
彼女と近々結婚するとゆう事
諦めた筈の彼えの気持ち
溢れ出てくる気持ちを必死に堪える
堪えきれない気持ちが涙となって溢れ出てくる
彼の言葉が頭に浮かぶ

「良い女になって俺なんかよりもっともっと良い男捕まえろよ」

頭に浮かんだ言葉に私は「無理やわ、まだ好きやねんから」と一人で呟いた。

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