波瀾万丈?
「もしもし?私よ。晴海」
「何?今仕事中なんだけど」少し電話の相手が晴海であったことにホッとしながら春生は答えた。
「ねぇ、仕事終わるまで待ってるからちょっと付き合ってよ。それと私からの電話だということはママには言わないでよ!」
そう言うと晴海は電話を切った。
何か晴海に対して少し不信感を抱き始めていた春生は、気乗りがしなかったが断る理由も見当たらずにしぶしぶ晴海のもとへと行った。
すると一台の車が止めてあり、中に男の人が晴海と共に乗っていた。
「乗りなよ」
恐る恐る春生は車にのった。
するといきなり男が運転する車は80キロ近いスピードで走りだした。「ちょっとどこいくの?」春生は慌てて聞いたが晴海は「楽しいとこよ」と答えたまま車はどんどんスピードをあげた。
やはり断るべきだったと後悔したがすでに遅かった。
春生はふと足元に目をやると、シートの下にジュースの瓶が転がっていた。
しかし中には透明の液体が入っており、明らかにジュースとは違うものであった。
(シンナーだ。この人シンナー吸いながら車運転してるんだ)とっさにそう悟った春生は自分はこのまま無事で帰れないかもしれないと感じた つづく
「何?今仕事中なんだけど」少し電話の相手が晴海であったことにホッとしながら春生は答えた。
「ねぇ、仕事終わるまで待ってるからちょっと付き合ってよ。それと私からの電話だということはママには言わないでよ!」
そう言うと晴海は電話を切った。
何か晴海に対して少し不信感を抱き始めていた春生は、気乗りがしなかったが断る理由も見当たらずにしぶしぶ晴海のもとへと行った。
すると一台の車が止めてあり、中に男の人が晴海と共に乗っていた。
「乗りなよ」
恐る恐る春生は車にのった。
するといきなり男が運転する車は80キロ近いスピードで走りだした。「ちょっとどこいくの?」春生は慌てて聞いたが晴海は「楽しいとこよ」と答えたまま車はどんどんスピードをあげた。
やはり断るべきだったと後悔したがすでに遅かった。
春生はふと足元に目をやると、シートの下にジュースの瓶が転がっていた。
しかし中には透明の液体が入っており、明らかにジュースとは違うものであった。
(シンナーだ。この人シンナー吸いながら車運転してるんだ)とっさにそう悟った春生は自分はこのまま無事で帰れないかもしれないと感じた つづく
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