携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 先生…愛してる

先生…愛してる

[618]  2007-10-05投稿
林檎は苦しくて、抵抗を止めた。そして怖かった男のキスから入ってくる息を吸った。

しばらくすると苦しかったのが治まった。

それが分ると男は林檎から離れた。

「治まって良かったな。」

そう言って男はホッとした顔をした。


林檎が苦しくて息ができなかったのは、過呼吸を起こしからだった。
だから男の息、つまり二酸化炭素をすったことによって治まったのだ。

だけど林檎はこの男に引っ掛かった。だから男に聞いてみた。

「どうして私が過呼吸って分ったの?」

もうその時にはこの男を怖いと思っていなかった。
それよりも不思議だった。キスしてきたときに言った、あの言葉。「俺の息を吸え。」
林檎の病気を知った風な言葉だった。

男は微笑んで答えた。
「君、よくここに来て泣いたりしてただろ。それで決って過呼吸起こして、袋使って息してただろ。
実は俺もよくここにくるんだよ。だからその行動を見てたから知ってたの。
そういえば今日は袋使ってなかったけどどうしたの?
あのままじゃ、気絶してたよ。」

感想

感想はありません。

「 唯 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス