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[102]  ゆえ  2007-10-05投稿
私はいつもと同じ通学路を歩いていた、いつもと同じ友達、いつもと同じ挨拶、いつもと同じたわいもない話しをしながら、今日も一日の半分を学校で暮らし、友達と過ごし、家に帰って寝る。その暮らしを卒業まで繰り返すのだろう、そう思っていた…この日まで!
「きゃ〜〜〜。」上の方から突如悲鳴が聞こえた、「えっ!?」と思い慌てて上を見上げると私目掛けて人が落ちてきたではないか!!
避ける間もなく私は衝撃と共に気を失った。
「ぉぃ…おぃ…おいっ!!」
私はその声に起こされた、聞き覚えのある声、目を開けると見覚えのある顔だった、和也!?
「あれっ…私…」
「おいっ、大丈夫かあんた!?」
あんたって…何今更他人みたいな呼び方してんのよ…
和也は幼稚園からの腐れ縁だ。いつも名前で呼ぶ和也がこの時は違った。「大丈夫よ、和也。」「えっ!?」和也は驚いた顔をしていた。「なに?」「えっ?何って…俺あんたに会った事あったっけ?」はー…?会ったも何も幼稚園から今まで何回も会ってるっつーの、私は和也のジョークだと思い、「もぉいいって」和也はキョトンとして「な、何が?」何が、何が?よ!いつもながら人を怒らせるのが好きな奴…と思い、私はため息をつき「もぉいいって…私やん、ゆ、え!!」和也はさらに驚いた顔をしていた。「えっ!?ゆえって…?」まだ続けるのか…ほんとしつこい奴。「あんたと幼なじみのゆえよ!」私はそう言い顔を強張らせた。和也はさらにきょとんとしている。「えっ!?ゆえって…ゆえならあそこに倒れてる子がゆえだけど…?」
和也はそう言って私の後ろを指差して見せた。はっ?私は後ろを振り返る、確かに人が倒れている、目を何回も擦りながら確かめた…わ、私が倒れてる!?
何回見ても確かに私だ…「な…なんで〜〜?」そう言って私は又気を失った。
「おっ、おい!」

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