携帯小説!(PC版)

トップページ >> ノンジャンル >> 虹の向こう側へ2

虹の向こう側へ2

[100]  火見レイ  2007-10-06投稿
「今日もかっこいいね、あたし超好きなんだからッ」
女なんてものは、かっこいい男ならなんでもいいんだな。
馬鹿ばっかり。

「ねぇ、聞いてるのあたしの気持ち!」

いけねぇ、仕事中だったな、久々にヤツの事を思い出してた。

「ねぇ、いつになったらあたしの気持ちに答えてくれるの?」

いつだろうな…


「もぉかえる!!」

かえればいいじゃん…


「もぉ一生来ないからね!」

…。


どーせ嫌がったって、冷たくあしらったって来るくせに。
まったく、ホスト狂いっていうのは終わってんな。

この女、キャバ嬢。

「また帰っちゃいましたね、アイリちゃん」
内勤の田中が言った。

ほっとけよ、また来るだろ
俺はいつもと同じ台詞を言う。

俺がこの業界に入って五年。ちょろい世界だ。

そうだよ、俺は弟の名前で売れているようなものだ。
ホストになる奴ってのは、代表やら幹部やらを目指すらしい。が、俺はそんなもんはやらない。

めんどくさいからな。

あと、客に営業を掛けたりもしない。
どーせまた来るからな。

努力なんてした事が無い。
「曹丕さん、7番テーブルのお客さまご指名です」

感想

感想はありません。

「 火見レイ 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス