◆僕らのせいいっぱい?◆
教室を出ようとした瞬間,陽介に呼び止められた。
『んっ??』
「じゃあ俺はヒヨコの高校での親友第1号ねっ?」
そう言って陽介はまた太陽みたいに笑うからつられて笑顔になる。
『了解です♪じゃあね』
「おうっ」
帰り道,梨奈ちゃんと今日あった事を話し合った。
陽介にハンカチを取ってもらった事,里美の事,着うたの事。
梨奈ちゃんのクラスの事も仲良くなった事も聞いた。
「陽介君いい人そうじゃん♪何か親友宣言してたケド。笑」
『何か春みたいだったでしょ??』
「ん〜?その表現は良くわからんな…でも良かった,高校生活楽しくなりそうだね??」
『うんっ♪』
梨奈ちゃんに話せない事は何もない。それは今までずっと変わらなかった,きっとこの先もずっと変わらず続いていくと思ってたんだ,この時までは…
新しい生活が始まって1週間が過ぎた。クラスの雰囲気も和やかになり,陽介や里美意外の子とも仲良くなった頃,LTの時間に最初のクラス行事が発表された。
「え〜っ,来週の月曜日に遠足で山登りをみんなにしてもらう。男女だいたい5人くらいのグループを作って班になるぞー」
高校生にもなって山登りって…どうせならどこかテーマパークが良かったな。
「雛〜,同じ班になろうねっ??」
そんな事をぼーっと考えてたら前の方から里美が呼び掛けてきた。
『うんっ!!そーしょ♪』
女子と男子それぞれグループができた所でクジを引いてその番号が同じ男女が同じグループになる。
『じゃあ引いてくるね〜』
小さな紙が4つに折ってあって開くと真ん中に数字の6って書いてあった。
「ヒヨコ6番かぁ〜」
陽介が後ろカラ声をかけてきた。
『ビックリした〜,うんっ!!陽介達何番だった??』
「俺今から」
『一緒の班になれたらいいね』
なんとなく陽介意外の男子は慣れてないから話しにくい気がした。
「よぉし,じゃあヒヨコと同じ班になれるように念をこめて引いてくるわ!!」
『じゃあ私もこっちから念おくっておくね。笑』
そんなやりとりを里美が不思議な顔でみてた
「ホントに2人はできてないの??」
急な質問に思わず声が裏返った
『できてないよ〜,何でさっ??』
『んっ??』
「じゃあ俺はヒヨコの高校での親友第1号ねっ?」
そう言って陽介はまた太陽みたいに笑うからつられて笑顔になる。
『了解です♪じゃあね』
「おうっ」
帰り道,梨奈ちゃんと今日あった事を話し合った。
陽介にハンカチを取ってもらった事,里美の事,着うたの事。
梨奈ちゃんのクラスの事も仲良くなった事も聞いた。
「陽介君いい人そうじゃん♪何か親友宣言してたケド。笑」
『何か春みたいだったでしょ??』
「ん〜?その表現は良くわからんな…でも良かった,高校生活楽しくなりそうだね??」
『うんっ♪』
梨奈ちゃんに話せない事は何もない。それは今までずっと変わらなかった,きっとこの先もずっと変わらず続いていくと思ってたんだ,この時までは…
新しい生活が始まって1週間が過ぎた。クラスの雰囲気も和やかになり,陽介や里美意外の子とも仲良くなった頃,LTの時間に最初のクラス行事が発表された。
「え〜っ,来週の月曜日に遠足で山登りをみんなにしてもらう。男女だいたい5人くらいのグループを作って班になるぞー」
高校生にもなって山登りって…どうせならどこかテーマパークが良かったな。
「雛〜,同じ班になろうねっ??」
そんな事をぼーっと考えてたら前の方から里美が呼び掛けてきた。
『うんっ!!そーしょ♪』
女子と男子それぞれグループができた所でクジを引いてその番号が同じ男女が同じグループになる。
『じゃあ引いてくるね〜』
小さな紙が4つに折ってあって開くと真ん中に数字の6って書いてあった。
「ヒヨコ6番かぁ〜」
陽介が後ろカラ声をかけてきた。
『ビックリした〜,うんっ!!陽介達何番だった??』
「俺今から」
『一緒の班になれたらいいね』
なんとなく陽介意外の男子は慣れてないから話しにくい気がした。
「よぉし,じゃあヒヨコと同じ班になれるように念をこめて引いてくるわ!!」
『じゃあ私もこっちから念おくっておくね。笑』
そんなやりとりを里美が不思議な顔でみてた
「ホントに2人はできてないの??」
急な質問に思わず声が裏返った
『できてないよ〜,何でさっ??』
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