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〜永遠の恋〜3

[327]  梨央  2007-10-08投稿
「よろしく!」

切り出したのはあたし。
休み時間になっても彼の周りに人だかりは出来なかったのだ。


「…おう。」


彼はあたしの顔も見ず無表情で答えた。


「えーと、名前は?」


「……たける」

そう言うと紙に何かを書き始めた。


「これ。」

彼の差し出した紙には 【毅琉】
とだけかかれていた。

「こんな字なの?」


「そう。」


「あたし、佐倉 美保って言うの。」


「佐倉?」


「うん。」


まさか聞き返されるとは……

しかも目があたし見てる。

『格好いいかも…』


前髪で見えなかったけど整った顔。
その目はあたしを真っ直ぐ見てて・・・

思わず顔を背けた。
なんかドキドキしてる。

「佐倉って前の学校にもいてね。」


彼は1人で話し始めた。


「俺と付き合ってたんだ。」


「そうなんだ。」


「あのさ…」

彼が何か言おうとした時、

「美保〜」

悠哉があたしを呼びにきた。


「ごめん。また後で」

この瞬間が好き。
クラス中に彼氏がいる事を見せつけて優越感に浸る。


最低な女=あたし
その通り、ピッタリだと思う。

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