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4の呼吸 ?

[495]  SABLA  2007-10-08投稿
 現場検証がある程度終わり、木戸と阿部は署に引き返していた。
 もちろん運転は部下の阿部だ。

「凶器、一体どこにいったんですかね?」

 この状況を打開しようと阿部が話を持ち掛けた。しかし、木戸は答えない。

 シカトかよ・・・もしかして木戸さんって気難しい?そう思って再び話掛ける、話題を変えるためだ。

「あっ、あのー・・・木戸さん?」

「なんだ。」
 そう言った木戸は少し不機嫌そうだった。

「あのぅ、今何時ですか?」

「もう10時過ぎだよ。」
「そうですか、あのぅー」
「なあ、阿部くん?」

「な、何ですか。」
阿部は突然の質問に少し驚いた。

「気付いたんだが、さっきから『あのぅ』が多くないか?」

「すいません。」

「いや、別に怒っている訳じゃないよ、ただ考え事をしていただけなんだ。」

「ていうことは、やっぱりさっきの事件のことですか?」

「そうじゃないんだ・・・」

「じゃあ、何ですか?」

「それは・・・」
そして木戸は一瞬ためらって、口を開いた。

「・・・昼飯どこにする?」

「はあ?」
阿部は呆れ返ってしまった。

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