序章〜まず見てください〜
やめときゃよかった・・
毎回そうだ。人より少し霊感の強い俺はいつも後悔してた。心霊スポットに行けば8割位の確立で憑いてくる。今までどれ位の出会いがあっただろう。
俺が人と違う能力を持ってるんじゃないかと疑問を抱いたのは小学生の低学年の頃だ。
当時、集団登校してる時に白い着物を着た女の人が道の真ん中を歩いてた。
「危ないのになぁ」と純粋に思ってた。
やがて正面から車が減速せずやってきた。
「当たるっ!」と思った瞬間、車をすりぬけた。
目が点になり女性を見つめてたら、俺を見てニヤツと笑った。もちろん俺はすぐに目をそらした。
恐すぎてまわりには言えなかった。
それ以来、まわりには見えない「何か」が俺には見えた。自殺したのだろう。
何度も飛び降り、地面に当たる瞬間にまた飛び降りる・・繰り返す霊。動く事はないが殺気に満ち溢れた霊。恐くはないが悲しみでいっぱいの霊。
今までいくつかの霊体験をしてきた俺が今宵あなたをいざないます。
多分イメージが変わるでしょう。反対意見もあるでしょうが、どこぞの兄ちゃんが勝手に言うてる事だと思ってください・・
つづく・・
毎回そうだ。人より少し霊感の強い俺はいつも後悔してた。心霊スポットに行けば8割位の確立で憑いてくる。今までどれ位の出会いがあっただろう。
俺が人と違う能力を持ってるんじゃないかと疑問を抱いたのは小学生の低学年の頃だ。
当時、集団登校してる時に白い着物を着た女の人が道の真ん中を歩いてた。
「危ないのになぁ」と純粋に思ってた。
やがて正面から車が減速せずやってきた。
「当たるっ!」と思った瞬間、車をすりぬけた。
目が点になり女性を見つめてたら、俺を見てニヤツと笑った。もちろん俺はすぐに目をそらした。
恐すぎてまわりには言えなかった。
それ以来、まわりには見えない「何か」が俺には見えた。自殺したのだろう。
何度も飛び降り、地面に当たる瞬間にまた飛び降りる・・繰り返す霊。動く事はないが殺気に満ち溢れた霊。恐くはないが悲しみでいっぱいの霊。
今までいくつかの霊体験をしてきた俺が今宵あなたをいざないます。
多分イメージが変わるでしょう。反対意見もあるでしょうが、どこぞの兄ちゃんが勝手に言うてる事だと思ってください・・
つづく・・
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