男と恋と十九歳?
高校の始業式―\r
私は男性恐怖症のせいか、共学の高校を拒んだ。しかし当時私の近くの学校はすべて共学。
―精神安定剤も飲んでるし大丈夫だよね―\r
と心の中に言い聞かせながら私立高校に入学した。その学校は去年から共学になり、女子の人数が圧倒的に多い。
「おはよー!!愛ちゃん緊張するねー!!クラス一緒だといいなー」
絵理が話かけてきた。
絵理とは小学からずっと仲良く二人で行動していた。私とは対象的で明るくクラスの中心的存在でもあった。
「そうだよねー!絵理と一緒のクラスがいいなあー!友達できなかったらどうしよう…。」
「愛ちゃんなら大丈夫だって!!」
そんな会話をしながら、初めての登校…そして私達はクラスの名前が書かれた紙が渡された。
「私3組だって!愛ちゃんは?」
―私も同じでありますように―\r
紙を見るとそこには
「1年1組」と書いていた。
「私1組だぁ。クラス離れちゃったね!!」
―そして私たちは新しいクラスへと向かった。
私は緊張して足が震えている。ドアの前に立ち深呼吸をした。しかしドアを開けると私の緊張は一気にほぐれた。
「おはよー!!名前何ていうの??私は咲希だよ!!」
嬉しかった―\r
このクラスの子達は、みんな話し掛けてくれた。友達もすぐできた。
このクラスだったら大丈夫だよね!
そう私は勝手に思っていた。しかし三か月後…その思い込みは見事にはずれる事となる。
―「もうすぐ球技大会じゃん!愛は何にでるの?」
「私はバドでいいやー!」
目立つのが嫌いな私はバレーやバスケには出たくなかった。
「じゃあ私もバドに出よ!」香織が言った。
香織は私と同じ陸上部で、妙に気があう。
私は香織とバドに出ることにした。
―球技大会―\r
体育館では男子のバスケが行なわれていた。
まわりには男子目当ての女子達が、そろって応援。男には興味なかった私は、うざったくてしょうがなかった。
「愛はクラスに好きな人とかいないの?もしかして彼氏いたりしてー!!」
「いるわけないじゃん!!咲希は??」
「実は…いま気になってる人いるよ!!しかも1組の人!!」
「えー!!誰誰!?」
「マサト」
マサトはバスケ部で身長も高くて、みんなからモテていた。咲希が好きそうなタイプ。私は咲希の恋を応援することにした。―つづく―\r
私は男性恐怖症のせいか、共学の高校を拒んだ。しかし当時私の近くの学校はすべて共学。
―精神安定剤も飲んでるし大丈夫だよね―\r
と心の中に言い聞かせながら私立高校に入学した。その学校は去年から共学になり、女子の人数が圧倒的に多い。
「おはよー!!愛ちゃん緊張するねー!!クラス一緒だといいなー」
絵理が話かけてきた。
絵理とは小学からずっと仲良く二人で行動していた。私とは対象的で明るくクラスの中心的存在でもあった。
「そうだよねー!絵理と一緒のクラスがいいなあー!友達できなかったらどうしよう…。」
「愛ちゃんなら大丈夫だって!!」
そんな会話をしながら、初めての登校…そして私達はクラスの名前が書かれた紙が渡された。
「私3組だって!愛ちゃんは?」
―私も同じでありますように―\r
紙を見るとそこには
「1年1組」と書いていた。
「私1組だぁ。クラス離れちゃったね!!」
―そして私たちは新しいクラスへと向かった。
私は緊張して足が震えている。ドアの前に立ち深呼吸をした。しかしドアを開けると私の緊張は一気にほぐれた。
「おはよー!!名前何ていうの??私は咲希だよ!!」
嬉しかった―\r
このクラスの子達は、みんな話し掛けてくれた。友達もすぐできた。
このクラスだったら大丈夫だよね!
そう私は勝手に思っていた。しかし三か月後…その思い込みは見事にはずれる事となる。
―「もうすぐ球技大会じゃん!愛は何にでるの?」
「私はバドでいいやー!」
目立つのが嫌いな私はバレーやバスケには出たくなかった。
「じゃあ私もバドに出よ!」香織が言った。
香織は私と同じ陸上部で、妙に気があう。
私は香織とバドに出ることにした。
―球技大会―\r
体育館では男子のバスケが行なわれていた。
まわりには男子目当ての女子達が、そろって応援。男には興味なかった私は、うざったくてしょうがなかった。
「愛はクラスに好きな人とかいないの?もしかして彼氏いたりしてー!!」
「いるわけないじゃん!!咲希は??」
「実は…いま気になってる人いるよ!!しかも1組の人!!」
「えー!!誰誰!?」
「マサト」
マサトはバスケ部で身長も高くて、みんなからモテていた。咲希が好きそうなタイプ。私は咲希の恋を応援することにした。―つづく―\r
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