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〜永遠の恋〜7

[335]  梨央  2007-10-10投稿

彼は何も言わず自分の席に着くと、花瓶を隣りのあたしの席に…


「ちょっと何してんの!?」


あたしは駆け寄って尋ねた。


「…邪魔だし。」


「だからって!」


「はいはいおやすみ」

そう言うと彼は机に顔を伏せた。


「お前ふざけんな。」

気付くと隣りには悠哉がいて、花瓶を持つと中の水を彼にかけた。


「悠哉!」


「こんくらいしないと分かんねぇんだよ!」


「そんな……」


「美保さ、こいつが好きなの?さっきからかばってるし。」


「違うよ!」


「あのさぁ、俺寝たいんだ。どっか行って」


「おい!佐々木!マジ調子のんなよ!」


「お前こそ調子のんな」


「はぁっ!」



「お前喧嘩弱ぇし」


「ふざけんな!」


悠哉は殴りかかろうとする。

「俺の事覚えてない?1回会ってるよ俺達。お前みたいな凶器使わねぇと勝てない奴忘れねぇし。」


一瞬悠哉の動きが止まる。
「覚えてねぇよ!」


「これ言ったら思い出すかもね。お前は俺に土下座して、許してくださいって。」


「もう止めろよ!」


悠哉の様子がおかしい。明らかに顔が強張っている……

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