君の声が聞きたくて
5年前。春の日だった。君と出会った。君の声は天使の如く美しかった。それから毎日会うようになった。幸せだったあの頃…
4年前。春が来た。君は現れなくなった。君は携帯を持っていなかったから毎日自宅に電話した。いつも留守だったけれど、
「もしもし〇〇です。ごめんなさい。ただ今外出中です。ご用件のある方は…」
これを言う君の声を聞くことができた。最初から君への想いは恋じゃなかったけど、それでもやっぱり切なくて、君に会いたかった。そして何より…君の本当の声が聞きたくて…僕の胸は苦しかった。
4年前。春が来た。君は現れなくなった。君は携帯を持っていなかったから毎日自宅に電話した。いつも留守だったけれど、
「もしもし〇〇です。ごめんなさい。ただ今外出中です。ご用件のある方は…」
これを言う君の声を聞くことができた。最初から君への想いは恋じゃなかったけど、それでもやっぱり切なくて、君に会いたかった。そして何より…君の本当の声が聞きたくて…僕の胸は苦しかった。
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