消えない過去第53話
由美は、いつもなら閉店までいないで帰るはずなのに、今日は店が終わるまで飲んでいた。
店の外まで送り出すと由美は俺に耳打ちをした。
俺が仕事終わったら食事に行こうと。
俺は店に戻り片付けを済ましてから、急いで待ち合わせ場所に向かった。
待ち合わせの焼き肉店に行くと、由美はすでに注文をして肉を焼いていた。
本当は真樹も連れてきたかったが相原に「今日は決めて来い」と言われ一人できた。
俺は決めて来いとは寝てこいってことだろうなと思っていた。
座ってさっそく俺はビールを頼んだ。
緊張して喉が渇いていたせいか、酒がうまかった。
肉も遠慮なく食べた。
店と違い何を話していいかわからず、どんどんアルコールの量が増えていく。
俺は酔った勢いで由美への疑問を次々と投げかけた。
仕事や住まい、年齢、店で聞けなかったことを聞いてみた。
由美は別に隠すこともなくすべてを話してくれた。
驚いたことに年はまだ二十歳だという。
もう25歳は過ぎているかと思っていた。
二十歳にしては遊びなれている。
仕事はずっとソープにいたが体を壊して今は伊豆のほうで芸者をやっているらしい。
夏休みでこっちに遊びに来ていて西新宿の高層ホテルに宿泊している。
実家は都内にあるのだが、複雑な家庭で家には帰れないみたいだ。
店の外まで送り出すと由美は俺に耳打ちをした。
俺が仕事終わったら食事に行こうと。
俺は店に戻り片付けを済ましてから、急いで待ち合わせ場所に向かった。
待ち合わせの焼き肉店に行くと、由美はすでに注文をして肉を焼いていた。
本当は真樹も連れてきたかったが相原に「今日は決めて来い」と言われ一人できた。
俺は決めて来いとは寝てこいってことだろうなと思っていた。
座ってさっそく俺はビールを頼んだ。
緊張して喉が渇いていたせいか、酒がうまかった。
肉も遠慮なく食べた。
店と違い何を話していいかわからず、どんどんアルコールの量が増えていく。
俺は酔った勢いで由美への疑問を次々と投げかけた。
仕事や住まい、年齢、店で聞けなかったことを聞いてみた。
由美は別に隠すこともなくすべてを話してくれた。
驚いたことに年はまだ二十歳だという。
もう25歳は過ぎているかと思っていた。
二十歳にしては遊びなれている。
仕事はずっとソープにいたが体を壊して今は伊豆のほうで芸者をやっているらしい。
夏休みでこっちに遊びに来ていて西新宿の高層ホテルに宿泊している。
実家は都内にあるのだが、複雑な家庭で家には帰れないみたいだ。
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