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ANGEL

[257]  ‡MIYA‡  2007-10-12投稿
《 WORLD 》=世界

此処は、世界の間。
生きとし生ける者達全て
が共存している世界。
あらゆる多彩な力を持った種族が、それぞれの場所で己の文化を発達させていた。










エンジェリット・マリア
私の名前だ。

昔、両親は殺された。
…魔族に。

昔はどの種族も共存して暮らしていた。
が、魔族の中に自分達の世界にしようと企みを持った輩が現れた。
その輩は
[BlackSatan]
と名を名乗りあらゆる種族を潰しにかかった。
奴らは、欲深く、頭がキレ、力があった。
殆どの種族が壊滅された頃、ついに神族にも襲撃がかかった。
輩は恐ろしく強かった。
私の父は、神族の王であった。
父は最後に
「マリア…どうか聞いてくれ。この先、そなたには永く辛い人生が待っているだろうが…強くなりなさい」
私は、頷いた。

その後、父は死んだ。
魔術師であった母も。

両親が殺された後、輩は城を潰すために乗り込んで来た。
私の護衛は、皆数分も経たないうちに殺された。
逃げるしか助かる方法はなかったから、必死に逃げた。
だけど、捕まった。
あの時の恐怖は今でも忘れられない。
[BlackSatan]の輩はまだ幼い少年達だった。
私の一つか二つしか歳の違わない少年達を仕切っていたのも少年だった。

少年は
私の体に一生の呪いを刻み、自分達の世界へとかえっていった。

生き残った神族達は少なく、城の外は死体の山と化していた。

それから。
神族をまた栄えさせるために人々は動きだした。
王族を支えていた生き残りの臣下達は、王女として私を候補していた。
だが、当時11歳。
国を支えていく立場としては余りにも幼いと民から批判が飛び交い、私が唯一信用していた臣下のタリティを王として選んだ。
タリティは
「マリア様をお守りしていく立場の人間にまた戻りたい。どうか、マリア様が愛する殿方ををみつけたあかつきには、王位を継いで下さい…」
と言った。

だが、私は王族から離れ武術や魔術、あらゆる戦闘のやり方を身につけ、習得していった。

私は魔族を憎んだ。
体に残された呪いは、幼い私に復讐の思いをつのらせていった。

それから年月は経ち…
私は、17歳になった。

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