BURNING!5
今のは手品でもなんでもない。
私の《能力》であり、《九州特区》が生まれ私が“ここ”にいる理由でもある。
「あ〜〜っ!!」
突然、水葉が大声をあげた。
いつも冷静な彼女にしては珍しい。
「真紅っ!時間っ!」
時計を見ると8時20分をまわる所だった。
学校まで自転車で10分。ギリギリの時間だった。
「っっ!」
慌てて鞄を抱えると水葉と一緒に玄関を飛び出した。「いってきまーすっ!」
こうして、
「BURNINGガール」と、
「運命の女神」は、
新たな出会いの待つ“世界”へ、いつものように駆け出した。
『ゥゥウウゥゥン…」
彼女の朝は、いつもと違う聞きなれないバイクの音で始まった。
目を開けると見慣れない天井。
「…?」
そのまま周囲を見回すとこれまた見慣れない壁、家具。
部屋の隅には段ボール箱が積み上げられている。
それを見て、ようやく自分が昨日この部屋に越してきた事を思いだした。
枕元に置いた腕時計を見ると、まだ5時前。
予定より一時間ほど早い。
(そうか…昨日は早く寝たからな…。)
慣れない長時間・長距離の移動に疲れたのだろう。
荷ほどきもそこそこに入浴を済ませて眠りについたのだ。
私の《能力》であり、《九州特区》が生まれ私が“ここ”にいる理由でもある。
「あ〜〜っ!!」
突然、水葉が大声をあげた。
いつも冷静な彼女にしては珍しい。
「真紅っ!時間っ!」
時計を見ると8時20分をまわる所だった。
学校まで自転車で10分。ギリギリの時間だった。
「っっ!」
慌てて鞄を抱えると水葉と一緒に玄関を飛び出した。「いってきまーすっ!」
こうして、
「BURNINGガール」と、
「運命の女神」は、
新たな出会いの待つ“世界”へ、いつものように駆け出した。
『ゥゥウウゥゥン…」
彼女の朝は、いつもと違う聞きなれないバイクの音で始まった。
目を開けると見慣れない天井。
「…?」
そのまま周囲を見回すとこれまた見慣れない壁、家具。
部屋の隅には段ボール箱が積み上げられている。
それを見て、ようやく自分が昨日この部屋に越してきた事を思いだした。
枕元に置いた腕時計を見ると、まだ5時前。
予定より一時間ほど早い。
(そうか…昨日は早く寝たからな…。)
慣れない長時間・長距離の移動に疲れたのだろう。
荷ほどきもそこそこに入浴を済ませて眠りについたのだ。
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