永久に、永遠に。
永久に、貴方を想う
一度も
私は貴方の瞳に写されることは無かった
一度も
私は貴方に言葉を貰える事なんて無かった
けれど。
私は貴方をいつも瞳に写していました
私は貴方に言葉を与え続けました
肌に触れる温もり
時にかけられる優しさ
全部。
私に向けられたのは本物なんかじゃ無かった
それでも
貴方を愛していた
けれど…
解放してあげる。
綺麗サッパリ
貴方の前から消える
私の存在も
傍にいた時の匂いも
貴方にあげた物も
全部、全部。
消えてあげるから
安心して?
もう…
近付かない。
触れない。
見つめない。
だけど。
想う事だけは許して
絶対に想いを口に出したりはしないから
貴方は幸せになって
あの人と…
いつも
貴方の口からは
あの人の名前が出た
愛しそうに…
切なそうに…
紡がれ続けました
辛そうな
悲しそうな
貴方を見たくなかった
だから。
迷惑をかけた私から
プレゼントをあげる
貴方とあの人が
幸せになれるように
笑った貴方を見たい。
ただ、それだけ
きっと
永遠の恋なんだろうね
想う事を忘れた頃。
貴方は私の目の前
これは
運命なんだろうか?
永久に、永遠に。
私は貴方だけを愛す
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