携帯小説!(PC版)

保健室

[196]  タカナシ  2007-10-16投稿
いつもの日常…

2限目が始まり、静寂に包まれる廊下……

ボクはその廊下で自分の足音を、鳴り響かせて、保健室へ向かった………

「また、気分が悪いのか? じゃあ、保健室で休んできなさい」。

担任の先生が事務的な言い方で言った。

「なんだ? また保健室か?? いいよな〜体が弱いって(笑)」。

いつもボクをけなす男子生徒も茶化して言った。

何度も何度も聞いてきた言葉……

自分だって、好き好んででこんな体になりたくはない。

でも、仕方がないことだ…もう、諦めた……


いつもの扉を開けば、センスがない茶色のソファー 消毒液くさい匂い 保健のおばちゃん

そんな空間が目の前に広がるはずであった、

でも、今回は違っていた…

あの古ぼけたソファーに別の学校の制服を着た女の子が座っていたからだ。

あまりにも想像していなかった光景に戸惑い、扉を開いたまま、その場に仁王立ちしていた。


扉の開く音を聞いて、気付いた彼女はこちらを向いて愛想良くほほ笑んで言った。


「あなた も ですか?」と………

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