携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 虹先生〜2週間だけの先生〜1

虹先生〜2週間だけの先生〜1

[169]  ととろ  2007-10-16投稿
今日、いつも通う塾で変な先生に出会った。
『あいつだれ?』
『知らない』
『新しい先生じゃない』 『ふ−ん。まぁどうでもいいや』

友達とこんな会話をしてた。 

3日後そのどうでもいい先生が担任になった。
顔は少しかっこいいが話し方に特徴があり、なんか変わってる。
でも不思議な空気を持ってて初めて会ったとは思えない空気をしてる。
『こんにちは』
『…』
なんか答えれない
『こんちは』
変な間を開けてしまった。逆に気まずい。
『ぷっ』
先生が鼻で笑う。

なんて失礼な人だ。何も鼻で笑わなくてもいいだろ。初対面は苦手なんだよ。

授業が始まりすごくわかりやすかった。頭がよくなった気がした。そんな時に、
『あんたセンスあるね』

急に先生が言ってきた、

驚いた。初めて数学でそんなことを言われた。今まで一度も言われたことがない
『そんなことないよ。苦手だよ』

素直に喜べないあたし

『勉強しないからだよ。絶対センスある。保障するよ。』

ここまで言われるとうれしいし、信用したくなる。

『じゃあ今日の宿題ね。』
その先生は宿題を他の先生の軽く5倍はだした。
おかしい。なんだこいつは。当然文句を言うあたし。
『多い。できない。他の先生こんなにださないよ』

『他の先生なんて知らない。俺は俺だ。そのセンスを腐らせるのか?生かすのか自分で決めな。中3で今年受験だから、自分にとって何が必要かくらいわかるよな』

なんだこの偉そうな男は。絶対やらない。むかつく。そんなにできるわけないだろ。毎日何時間やらせる気だよ。部活だってあるんだよ。


1週間後…あたしは宿題をやってきた。する気なんてなかった。でもやってしまった。自分でもなんでやったかわからなかった。

『やればできるじゃん。偉いよ。賢い。』

すごい誉めてくれた。
うれしかった。

『天才だからね』

誉められて調子に乗ってこんなことを言ってしまった。お調子者がでてしまった(笑)
でもほんとうれしかった。誉められたこともうれしかったけど、宿題をできたこともうれしかった。

この先生不思議

何が

わからない

でも不思議

おかしいな


つづく〜



つづきを読んでみたいと言う人がもしいてくればつづきを書いてみます


感想

  • 7872: いい [2011-01-16]

「 ととろ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス