BURNING!9
ふと脇に目をやると、真新しい表札のカード。
管理人が書いて入れてくれたのか「風見」の文字。
それだけでここが自分の家であるという実感がでてきた。
「よしっ!行こう!」
自分に気合いを入れると彼女は歩きだした。
こうして、
「ハリケーン・プリンセス(嵐の戦姫)」、
風見 鳥花(かざみ とりか)は、
新たな出会いの待つ、
新しい“世界”へと、
旅立った。
「今なん分!?」
後ろの水葉に聞く。
「えと、25分!」
「くっ!ギリかな!?」
家を飛び出し、真紅は全力で自転車を漕いでいた。
前を行く軽自動車を追い抜く。
かなりのスピードだ。
しかもここは登り坂だったりする。
しかしそんなこと関係ないかのように真紅はさらにスピードを上げた。
普通の人間にできる事ではない。
だが、“能力”を一部解放した真紅には、なんでもないことだ。
さらにこぎ続ける。
スカートが翻るが、後ろに座った水葉が抑えてくれているので問題ない。
続けて2台のトラックを追い越したところでようやく下りに入った。
足を止め、少しあがった息を整える。
そこでやっと、周囲の“異常な日常”が目に入ってきた。
管理人が書いて入れてくれたのか「風見」の文字。
それだけでここが自分の家であるという実感がでてきた。
「よしっ!行こう!」
自分に気合いを入れると彼女は歩きだした。
こうして、
「ハリケーン・プリンセス(嵐の戦姫)」、
風見 鳥花(かざみ とりか)は、
新たな出会いの待つ、
新しい“世界”へと、
旅立った。
「今なん分!?」
後ろの水葉に聞く。
「えと、25分!」
「くっ!ギリかな!?」
家を飛び出し、真紅は全力で自転車を漕いでいた。
前を行く軽自動車を追い抜く。
かなりのスピードだ。
しかもここは登り坂だったりする。
しかしそんなこと関係ないかのように真紅はさらにスピードを上げた。
普通の人間にできる事ではない。
だが、“能力”を一部解放した真紅には、なんでもないことだ。
さらにこぎ続ける。
スカートが翻るが、後ろに座った水葉が抑えてくれているので問題ない。
続けて2台のトラックを追い越したところでようやく下りに入った。
足を止め、少しあがった息を整える。
そこでやっと、周囲の“異常な日常”が目に入ってきた。
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