携帯小説!(PC版)

ブルー

[130]  黒谷碎  2007-10-17投稿
夕日を背にして
世界を渡り歩くけど
何人が崖から落ちて
夢を嫌ったろう?

いくつもの雲が浮いては消え
後先考えず、気がつけば迷い込んでゆく

真夜中にドアを開けて
見知らぬ場所に行って座り込んだ
それでも街の光が
割れたグラスのようにこぼれ落ちる


東風が追いかけてくる
荒れた海を旅して
絶え間なく 絶え間なく

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