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BURNING!11

[322]  くろつき  2007-10-17投稿
少子化に希望をもたらす薬…として“フォーチュン”と名付けられていた薬を使用した子供達が、次々と不思議な力を発揮しはじめたのだ。
それは宙に浮いたり、壁をすり抜けたり、手を触れずに物をうごかしたり、何もない空間から水を出したり…。
後に「バカ」が残した資料からそれが「フォーチュン」によって目覚めた力であることがわかった。
“能力”と呼ばれた力は、強さも種類も様々。
当初は混乱していた世界中の政府も、「人類の進歩の役に立つかもしれない。」と楽観的に、彼等「被害者」を受け入れる姿勢を示していた。
だが最悪の事態が起こってしまう。
それら能力を使った犯罪が多発しはじめたのだ。
手も触れずに遠く離れた場所の人物を殺害する。
建物に侵入することなく金品を盗む。
もし逮捕できても当時の法体制では彼等を裁く事はできず無罪となった。
これらの出来事は一般国民の不安と不審をあおり、ついには“全ての能力者の排除と追放”を唱った世界的な運動にまで発展する。
困ったのは各国政府だ。
すでに“フォーチュン”の使用は禁止していたものの、能力者は増え続けるばかり。
排除など人権保護を唱えていた国々にはできない。

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