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社内恋愛14

[661]  ちょこ  2007-10-17投稿
びっくりしたけど、キスくらいならと受け入れた。
すると、どんどんエスカレートしていき、それは駄目って言ったのに止めなかった。
男の力にかなわず、私も許してしまっていた。
立ったままエッチしようとしていたけどうまく出来ず、ホテル行こっかと言ってきた。
会社を出、車に乗ろうとした時に、奥さんに電話をしていた。今日は帰れないという上手い嘘を。
ホテルに行きエッチをした。
私は後悔はしなかったけれど、特別好きにもならなかった。
朝早くホテルを出る時、奥さんから携帯に電話が掛かってきた事をバイブ音で気付いた。
中途半端に出ると変に思われるから、と言って彼は出なかった。
定期的にバイブ音が聞こえた。彼は可哀想にと言った。
私を家迄送った後に電話をしたと思う。私は、奥さんの事は気にならなかった。

会社の出入口付近に来ると、この日の事を思い出す。
それからも仕事のメールに私的な会話が増えていった。
相変わらず所長と月一に会っていたが、月一で会わなければならないという義務感を感じていた。

そのうち私はメールを送らなくなり、月一のデートを断った。
嫌いになったわけではなく、愛が冷めたのだ。
それに気付いてか、所長からの電話はなくなり自然消滅になった。
本社の彼からのメールには、ホタルを見に行こうとか期待させておいて、結局奥さんの監視が厳しく叶わない事ばかりだった。
また不倫して、本気になってもどうにもならないからと、割り切っていた。
でも、花火大会に行ったり、恋人同士らしい事をすると嬉しかった。
彼との連絡手段は会社のパソコンのメールのみだった。
携帯番号は知っていたけど、うかつに電話なんて出来なかった。
相手の家庭を壊したくなかったし、早くちゃんとした彼氏を見つけて不倫から抜け出さなきゃと思っていた。

奥さんの監視は厳しいようだったけれど、月に一度くらいのペースで食事に行った。
私が皮肉って《不倫》や《愛人》という言葉を使うと、そういう風に思っていないと言われた。
また、エッチが目当てだと思われたくないからと言って、食事だけで帰る事もしばしばあった。
私は割り切っていたつもりだったけど、気が付いたら好きになっていった。

私が会社でも愛情表現して、と言ったら、こっそり頭を撫でられて、他の人にバレないかドキドキした。

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