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Love a Minute 2‐2

[388]  Siki  2007-10-18投稿
椅子に戻り酒を飲みなおしているとマスターが突然話し掛けて来た。
「先程は有り難うございます。」
「気にする事は無いですよ住む所と仕事が見つからなくてイラついていただけですから」
「……よろしければここで働きませんか?」
「経験なくても良いならお願いします」
この出会いも運命の出会いになった。マスターの仕事が終わるのを待っている間に結衣に仕事が決まった事を連絡した。マスターの仕事が終わり、その日はマスターの家に止めてもらった。寝る前にマスターが私に話し掛けて来た。
「今日、ヤクザにカスと言っていましたがあれはご自分に言っていませんでしたか?」
私は何も言い返せなかったまさにそのとうりだったからだ。そをな私にマスターは一言。
「カスも考え方次第ではカスでは無くなりますよ、きっと貴方を必要としてくれる人がいます。その人に逢うために貴方の思うよう後悔の無いように生きて下さい」
恥ずかしながら私はこの言葉に泣いてしまった。この日は私にとってかけがえの無い日になった。きっとマスターの言葉があったからこそ私は後悔せずいれるのだろう。
その後に会う二人の言葉も含めて。

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