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君と宙(そら)へと還りたい

[312]  武藤 岳  2007-10-19投稿
一.

碧い空・・・

宙にまで続くかのような空・・・

“紺碧の空”って、きっとこんな色の事を言うのかな・・・。ねえ、留衣・・。


二.

八月の大阪はメチャクチャに暑かった。

四月の異動で、横浜から大阪にやって来たけど、正直言って“耐えられねえ”って感じだった。
“八月の平均気温日本一高い街”
伊達じゃないね。


会社が用意してくれたマンションのすぐ近くに、大阪では結構有名らしい、お嬢様学校の女子校があって・・・
うん、悪くはないね、大阪も。

横浜に、四年付き合っている彼女を残してきた。
「ついて来てほしい」
プロポーズのつもりだったんだけどなあ・・・。

真っ向両断された。

別れたわけじゃない。でも、彼女には彼女のしたい事もあるし、彼女が携わっている仕事も順調だし、お互いが納得してからでいいんだ。



そう、今、思えば、あいつをあんなに苦しめるのなら、いっその事、プロポーズを断られた時に別れたらよかったんだ。



二.

“突然の出会い”

ドラマによくあるパターンだけど、現実にはありえないと思っていた。
でも、俺と留衣が出会ったのは、その“突然の出会い”だった。


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