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バスターズ!・第一話「夢」

[672]  博上 文  2005-10-15投稿
最近よく同じ夢を見る。誰かが目の前に立っている。その顔はぼやけていてよく見えなかった。その『誰か』が言う、
「生きろ・・・」と、 その声の主は後ろを向いて歩きだし、消えていった・・・。
消えるのと同時に龍一は夢から覚めた。「またあの夢かよ・・・」
軽く頭痛がした、『あの夢』を見た朝に目覚めが良かったことはない。「全く何なんだよ・・・。生きろって、十分今生きてるっつーの。」そんな独り言を言っていると母の声がした。
「りゅう!早く起きなさい!学校に遅れるわよ!」
「はいはい。」そう言って龍一はベッドから立ち上がり、のそのそと着替えはじめた。
着替えながらも実のところ龍一はかなりの不安を覚えていた。以前より『あの夢』を見る頻度が確実に上がってきているのである。そして龍一はその不安の先にある漠然とした『何か』を予感せずにはいられなかった・・・。

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