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僕の好きだった人

[320]  流浪人  2007-10-20投稿
あのころは君の全てが輝いて見えた
君の笑顔が僕をも笑顔にさせた

でも徐々に、僕の中にあった真っ白の紙は、鉛筆でぬられていくかのようにすさんでいった

一度は消しゴムで消されたけど、また次第にぬられていった

そのあともう消されることはなかった
僕の気持ちは徐々に遠のいた

そんな僕でも君は愛してくれた
こんな僕に君は涙を流してくれた

でも、ごめんね
僕は、君が僕を愛する以上には君を愛せなかった

そして僕の中の真っ黒になった紙は記憶の中へしまわれた

いつか記憶じゃなくなる日を待ちながら

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