Dream Game?
俺の名前は『戸田 修(シュウ)』。
どこにでもいる運動が好きで、勉強が苦手なフツーの中学生2年生だ。
俺は今日で14歳になる!別に何ってワケじゃないんだけど・・・
今、俺は下校中だ。いつもなら友達と帰るんだけど今日は急いでいる。
なぜなら俺の大好きユキおじさんが遊びに来てるからだ。
おじさんは普段仕事ですごく忙しいからたまにしか会えない。会うといつもお土産やお小遣いをくれる。この前なんかお小遣いを3万もくれた!!安月給の父さんとは大違いだ。
さらに今日はオレの誕生日!何をくれるのかメッチャ楽しみだ!だから今、俺は全力疾走して家に向かっている。
「ただいまー!!」
俺は勢いよくリビングのドアを開けた。するとユキおじさんがテレビをみていた。
ユキおじさん=戸田 幸男。俺の父さんの弟で、 何かゲーム・クリエーターとかいう仕事をやってるとか聞いた事がある。俺は小さい頃からの癖か今でも『ユキおじさん』と呼んでいる。
幸男「おお!修!半年ぶりだな!また背が伸びたんじゃないのか?」
修「そうかな!それにしても久しぶりだね!」
幸男「まあな。ちょっと大仕事があってな。でもおじさん、修にすごいお土産があるんだぞ!」
修「えっ!なに、なに!?」
幸男「まだ祥子さん(修の母親)と英男(修の父親)には秘密にしとけよ。」
修「うん、うん!それでなんなの!ユキおじさん!」
幸男「修、お前、自分のパソコン欲しがってたよな?」
修「えっ!もしかして・・」
幸男「そうだ!修専用のパソコンを買ってきてやったぜ!」
修「やったー!!!ありがとう!!ユキおじさん!」
その晩、俺の誕生日会(親戚もたくさん来てくれたので部屋中にプレゼントの包み紙が散乱してる・・・)が終わると、俺は自分の部屋で新しい俺だけのパソコンを開いた。
(いとこ達もうらやましがってたなぁ。)
思わずニヤリとしてしまった。そして俺はユキおじさんからもらったもう一つの包みを開けた。すると中からは一昨日発売したばかりでバカ売れし過ぎて生産の追いつかないと言われてる大人気のゲーム、『Dream Game』が入っていた。
そして俺の冒険は始まった・・・
(続)
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