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ごめんネ三国志! 3

[162]  はったー  2007-10-21投稿
「我が名は魏組カコウトンなり。てぇえいあぁー! 黒炎鉄砕撃っ!!」
ドッゴォォォオオオン!
「ぐぎゃあああ………」
「ふ、風紀軍だー! チョーカク様をお守りしろー!」
「コウキン族共退け退け〜! 命の保証はせんぞ! 同じく魏組テンイだ! 雷獣手刀戦斧っ!!」
ズギャアーーーーン!
粉塵と共に舞い上がるコウキン族の生徒達。そこに鬼人の如く立つ眼帯の男と空手着の男。割って入る様にひょいとメイド風の女子が現れ言う。「お二方とも少々、功を焦り過ぎでは?」
「ふん…キョチョ。貴様はソウソウの元を離れて良いのか?」
「カコウさん。私はソウ様にお二人が目立ち過ぎないようにお目付けを申し付けられ…」
「だ〜! 何でソウソウ様は控え目にやれなんていいやがるんだぁ? ここで魏組がチョーカクでも取れば、ソウソウ様だって生徒朝廷会に入れるかもしれねぇーんだしよぉ」
「なんでもシバイさんホウトウさんお二方の策略だそうで…」
「ちっ…! 図書係のガリ勉共か」
「ソウソウはちゃんと自分で考えて納得しなけりゃ動かない男だ。言いなりで流されやしないさ」
眼帯の男〓カコウトン
空手着の男〓テンイ
決して笑顔を絶やさないメイド〓キョチョ達は再び校庭にて陣形を整えつつある敵に向き直った。
合同風紀軍の大将はエンジュツといった。エンジュツは資産家の息子で生徒会員もつとめた事がある実力者だった。
「ソンケンさんの呉組も頑張られてますなぁ〜。おっ! あれは魏組。ふむふむ。コウキン党のよく利用するあの購買所を制圧すればこの戦勝ったも同然…私はこの安全な高台で正に高見の見物。役得役得?」
キーンコーンカーンコーン…♪
「おお(゚o゚)/ もう昼休みか。一時休戦。昼ご飯だな(^_^)」
そこに割烹着の生徒が走り込む。
「エンジュツ様! た、大変です」
「な、何事だ!!」

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