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蒼郷の蒼.02

[233]  ゆい  2007-10-22投稿

巫女は人々の希望。絶対に倒れてはならない光。よって、その者には【使徒】と呼ばれる数人の護衛者がついた。

故に対の存在である魔女にも、同志が授けられる。彼らは魔女も含めて【破滅の四天王】といい、恐れられた。

これらの者、【救いの巫女】【使徒】【破滅の魔女】【四天王】なる者達の力は皆、始めは自分の役目など全く知らされていない、子供たちに降り掛かる。

予言により、可能性のあるものが天より指名されると、監視のしやすい場所に各々預けられて、時を待つのだ。

役割を言い渡す天命が下るのは、この世に生をうけてから14年後。
それまでは何も知らず、聞かされず、ただ毎日を生きる。

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