わたしはそう伝えるのが
精一杯だった。




ゆうクﾝはどんな
返事をするんだろう

わたしは怖くて
布団の中へ顔を
埋めた。




『本気...？』




ゆうクﾝは布団をめくり
わたしの顔をじっと
見つめた。

真剣な目をしている




「本気...だよ」




わたしもゆうクﾝの
目を見つめ言った。
信じてもらいたかった
から...




『ずっと言えなかった
けど...俺ゆかのこと
まぢで好きだから。

セフレぢゃなくて
俺の彼女になって
くれん...？』




思いがけない告白に
わたしは動揺を
隠せなかった

まさかゆうクﾝも同じ
気持ちだったなんて
思いもしてなかった

でも...
嬉しい...
やっと思いが叶ったんだ




「うん...」




わたしはそう答えるので
精一杯だった。








セフレという関係

好きという気持ちが
混じるととても
つらい関係になる

でも信じて思い続けると
伝わるものなんだ




ゆうクﾝ...

大好きだよ。








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