365/1…。
抱きしめたいと
初めて思った…
抱きしめられたいと
初めて感じた…
もう泣く事はないだろうと思えるくらいに流した涙…
醜い嫉妬や怒りでプライドさえも失くした気がした…初めて人を愛した気がした…。
守ってあげたいと歯に噛みながらあの子は言ってた…
私はそこには何も求めてなかった…
何も求められなかった…
逃げるようにあの子を追い払った…
愛されたいだけだと誰かが言ってた…。
それでも時は流れていった…
平凡な幸せを手に入れた気がしてた…
「お帰りなさい」と「ただいま」が日常に溢れた…
明かりの灯った小さな部屋が愛しく思えた…私は灯りを知らず知らずに消していった…。
春と夏と秋が過ぎ…冬が終わる頃に…愛される事を知った気がしてた…
強引な彼は無邪気に笑って…時には子供の様に怒って見せた…
とても素直で心の優しい人だった…。
365日分の春と夏と秋と…冬が過ぎる頃…私はまた愛を知り、身勝手な自分に気付き…それでも愛が何なのかさえ解らずにいる…。
ほんの微かでも、あなたが笑ってくれるなら…それで良いと思ってた…。ほんの小さな幸せでも、あなたがそう感じてくれているなら…と願った…。不器用でも良いからあなたを大切にしてほしいと願った…。
そんな事を夢見ている…
365/1…。
初めて思った…
抱きしめられたいと
初めて感じた…
もう泣く事はないだろうと思えるくらいに流した涙…
醜い嫉妬や怒りでプライドさえも失くした気がした…初めて人を愛した気がした…。
守ってあげたいと歯に噛みながらあの子は言ってた…
私はそこには何も求めてなかった…
何も求められなかった…
逃げるようにあの子を追い払った…
愛されたいだけだと誰かが言ってた…。
それでも時は流れていった…
平凡な幸せを手に入れた気がしてた…
「お帰りなさい」と「ただいま」が日常に溢れた…
明かりの灯った小さな部屋が愛しく思えた…私は灯りを知らず知らずに消していった…。
春と夏と秋が過ぎ…冬が終わる頃に…愛される事を知った気がしてた…
強引な彼は無邪気に笑って…時には子供の様に怒って見せた…
とても素直で心の優しい人だった…。
365日分の春と夏と秋と…冬が過ぎる頃…私はまた愛を知り、身勝手な自分に気付き…それでも愛が何なのかさえ解らずにいる…。
ほんの微かでも、あなたが笑ってくれるなら…それで良いと思ってた…。ほんの小さな幸せでも、あなたがそう感じてくれているなら…と願った…。不器用でも良いからあなたを大切にしてほしいと願った…。
そんな事を夢見ている…
365/1…。
感想
感想はありません。